セブンイレブンのコーヒーって美味しいの?
ブルーマウンテンはなんで高くて、何がそんなにいいの?
今回はセブンカフェにて2023年11月から発売された「ブルーマウンテンブレンド」についてレビューしていきます。
2022年11月にも期間限定で発売されていた同ブレンドコーヒーですが、人気からか2023年にも再登場。
結論から述べると250円でこのクオリティは安すぎる!といったところでしょうか。
香り高く、コク深いのに後味はすっきりとしていてスルスルと飲んでしまうコーヒーでした。
- ブルーマウンテンコーヒーとは何か
- セブンカフェ「ブルーマウンテンブレンド」のリアルなレビュー
- 値段やコストパフォーマンス
- 頼み方
- レギュラーコーヒーとの違い
- セブンイレブンはジャマイカへの生産支援も行っている
ブルーマウンテンコーヒーとは
ブルーマウンテンコーヒーはジャマイカの東側に位置するブルーマウンテン山脈で獲れたコーヒー豆をさします。
ジャマイカは中南米に位置する島国で、ハイチやキューバ、ホンジュラスなどが近い国となっています。
ジャマイカのコーヒーは中南米らしい苦味とコクが特徴的なものが多いですが、その中でもブルーマウンテンは人気の高いコーヒー豆となっています。
その理由として、希少性が挙げられます。
・ブルーマウンテンエリアは決して広大ではなく、生産量に限りがあること。
・全て手作業で収穫を行っていること。
・完熟したコーヒーの実のみを収穫していること。
こういった理由から基本的に収穫量が少なく、それでいて高品質なので需要に対して供給が追いつかない現実があります。
現在では世界で流通しているコーヒー豆の0.009%のみのシェアとなっています。
その希少性と味わいの良さから「コーヒーの王様」とも呼ばれるブルーマウンテンですが、セブンカフェのお味はどうでしょうか。
セブンカフェの「ブルーマウンテンブレンド」レビュー
気になる「ブルーマウンテンブレンド」のお味は…
…………美味いっ。
苦味 ⭐️⭐️⭐️⭐️
酸味 ⭐️
甘味 ⭐️⭐️⭐️
香り ⭐️⭐️⭐️⭐️
コク ⭐️⭐️⭐️⭐️
基本的に苦味とコクが強く、そこをベースにバランスを整えたような味わいです。
酸味はあまり感じられません。
香りは蓋をしてしまうと感じにくいですが、コーヒーマシンから取り出した際の芳醇な香りから4点つけています。
舌先にしっかりした苦味とどことなく甘さを伴ったコクを感じられ、飲み込んだ後も鼻先に抜ける芳醇な香りと軽く残る甘味が幸福感を与えてくれます。
冷めてくるとなお甘味をしっかりと感じることができます。
値段とコストパフォーマンス
「ブルーマウンテンブレンド」…250円(税込)
これだけの味わいのコーヒーは喫茶に行けば1杯500円は下らないと思います。
それが250円で飲めてしまうのだから、驚愕です。
個人的には苦味とボディが強すぎる印象を受けましたが、量がそれほど多くなく飲みきれました。
これで量がもう少し多くて、価格が上がっていたらもう少し評価が変わったかもしれません。
流石によく考えられてます。
また、抽出の待ち時間も1分半程度とコンビニらしい速さ。
コストパフォーマンスで言えば星5つは間違い無いでしょう。
「ブルーマウンテンブレンド」の頼み方
まずはレジに向かい「ブルーマウンテンブレンド」を注文します。
会計を済ませると専用のカップを渡されるので、受け取ってレジ横のコーヒーマシンのところへ。
レギュラーコーヒーの機械とは別で、ブルーマウンテン用のコーヒーマシンがあるので要注意です。
せっかく250円支払ってレギュラーコーヒーを入れてしまったら、残念ですから…。
専用のコーヒーマシンにカップをセットすると画面上にボタンが表示されます。
そのボタンをタップして待てば、ブルーマウンテンブレンドが出来上がるというわけです。
カップ7~8割程度でしょうか。
熱すぎず、手でそのままもてました。
コーヒーマシンから取り出した際の芳醇な香りが素晴らしくて感動ものです。
お好みで、お砂糖やミルクポーションがご利用いただけます。
しかし、ブルーマウンテンならやはりそのままの味わいを楽しむために、ブラックでいただくのがおすすめです。
レギュラーコーヒーとの違い
ホットコーヒーR…110円(税込)
ホットコーヒーがまずこの価格で飲めてしまうことが驚きですね。
どんな喫茶店でも300円はしそうなのに…。
味わい
苦味 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
酸味 ⭐️
甘味 ⭐️⭐️
コク ⭐️⭐️⭐️
香り ⭐️⭐️
ブルーマウンテンブレンドと比較して、より苦味に特化したような味わいでした。
かなり味わいが強いため、香りよりも味わい重視、苦めが好みの方におすすめです。
酸味はないといっても過言ではないかもしれません。
ただ、缶コーヒーのように苦いだけではなく、ちゃんとコクや甘味もありました。
ブーマウンテンと比較するとやはりブールーマウンテンさすがだなという感じです。
頼み方
基本的な頼み方はブルーマウンテンブレンドと同様です。
マシンだけ異なるので要注意です。
また、最近では「軽め」「ふつう」「濃いめ」と選べるマシンも導入されているため、その場合は選ぶ必要があります。
今回は古いマシンなのでまだ選べませんでした。
ジャマイカへの生産支援も
セブンカフェではコーヒーの生産量が減ってきているジャマイカへコーヒーの木を寄贈する生産支援を行っています。
これまでのブルーマウンテンの味わいを変えずに、より多くの人々へブルーマウンテンの素晴らしさを知ってもらえるようにという思いのもと行っているようです。
コーヒーの品種もこれまで生産されていたティピカ種にこだわり、寄贈しているとのこと。
今後も安定的にブルーマウンテンが飲める世界であれば嬉しいなと感じますね。
詳しくは公式サイトへ
まとめ
セブンカフェの「ブルーマウンテンブレンド」は美味しい!
コストパフォーマンスもよく、いつでもこの品質のコーヒーが飲めるのは嬉しいなと感じます。
しかし、機械にここまで出されると私らバリスタの立場が危うくなりますね…。
最近では自宅でも簡単にコーヒーを淹れられるサブスクなんかも出てきて…。
スペシャルティコーヒーのサブスクならPostCoffee【ポストコーヒー】カフェを営む身からするとヒヤヒヤしますが、私も負けじとこれからも精進します。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
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