コーヒー豆を購入するならやっぱ有名な銘柄がいいよね。
「モカ」とか「キリマンジャロ」なら外さないでしょう。
ちょっと待ってください!
その選び方は危険かもしれません!
コーヒー豆を選ぶ際に、有名な銘柄の名前に頼って購入するのはあまりおすすめしません。
同じ銘柄でも等級が違ったり、焙煎によっても品質には差が出ます。
個人的には銘柄よりも、販売店で買い分けた方がおすすめです。
今回は銘柄の危険性とともに、おすすめのコーヒー豆もご紹介いたします。
紹介からは省きますが、こちらは個人的に最推しのコーヒーです。
- 銘柄から選ぶ危険性
- おすすめコーヒー豆ランキング
- コーヒー豆の選定法
銘柄で選ぶことの危険性
コーヒー豆の選定を、銘柄のみで選ぶことは危険です。
有名な銘柄はプレゼントには喜ばれやすいですが、焙煎やロットによるブレが生じがちです。
特に焙煎は個人的に大きな要素かと思っています。
どこの焙煎所で購入するのかは、銘柄と合わせて確認しておきたいところですね。
銘柄は品質の高さを保証してくれるものではないので要注意です。
危険銘柄ランキング1位「エチオピア・モカ」
エチオピアのモカは超のつくほど有名で、人気も高い銘柄です。
しかし、このモカというのが何をさしているのかご存知でしょうか?
モカと呼ばれるコーヒー豆はエチオピアとイエメンで生産されたアラビカ種のコーヒー豆の中で、モカ港から出荷されたもの全てを指します。
生産した農園も、精製所も関係なしに、とてつもなく広い範囲のコーヒー豆がモカと呼ばれているのです。
恐ろしいですね。
また、エチオピアではG1〜G4までのコーヒー豆の等級がありますが、その分け方は「欠点豆の混入率」です。
G1になるほど欠点豆が少なくなりますが、そこはほぼ品質とは関係してきません。
それゆえ、モカ=高品質とするのは危険が伴います。
危険銘柄ランキング2位「キリマンジャロ」
キリマンジャロは、コンビニのコーヒーなどで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
こちらも中々範囲が広く、当たり外れが生じやすい銘柄のコーヒーですね。
キリマンジャロとは、タンザニアで収穫されたアラビカ種のコーヒー豆で、ウォッシュドで生成されたもの全てをさします。
国が1つに絞られたとはいえ、ほぼ全てのコーヒー豆がキリマンジャロと言われてしまえば、その品質に差が出てしまうのも頷けます。
タンザニアで決められている等級も基本スクリーンサイズ(豆の大きさ)によるもので、味わいの品質にはあまり関与していません。
危険度ランキング3位「マンデリン」
個人的にマンデリンもブレが激しいように感じます。
販売されている店舗自体あまり多くはありませんが、それがまた市場価値を高めているような…。
ここまで有名であれば美味しいだろうと、初心者でミーハーだった私は何度かマンデリンを試していました。
プレゼントとしてもらうことも、あげることもありました。
しかし、中々本気で美味しいものには出会えず…。悲しい
おすすめのコーヒー豆ランキング
上記の銘柄以外にも、名前の割に大したことないのでは?というコーヒーも多いです。
ゲイシャ種などもそうですが、品質には差があります。
その中でもここはおすすめできるというコーヒーをランキング形式でご紹介します。
おすすめランキング1位「ケニヤ」
個人的にケニヤのコーヒー豆にハズレはありません。
浅煎りであればフレッシュでボディの強い酸味が
深煎りであればしっかりとした苦味とコクが
それぞれ味わえます。
特に豆香洞コーヒーさんのケニヤは絶品です。
おすすめランキング2位「エチオピア」
モカ以外であればエチオピアもおすすめです。
特に、エチオピアはDonate Coffeeさんのものが感動しました。
フローラルかつ明るさを感じる酸味で飲みやすい口当たりです。
おすすめランキング3位「ブラジル」
ブラジルに関しては「サントス」という銘柄だけ気をつけた方が良いでしょう。
それなりに名前が通っているため選ばれがちですが、それ以外の方がおすすめです。
ブラジルに関しても豆香洞コーヒーさんのものはおすすめです。
それ以外にもOBSCURA COFFEEさんも美味しかったです。
おすすめランキング4位「コロンビア」
コロンビアは「スプレモ」に関してはおすすめしませんが、こちらもそれ以外ならおすすめかなと感じます。
基本的にバランスのいいコーヒーが多く、焙煎度合いにもよりますが、柔らかな質感と重厚感のあるコクを感じられます。
こちらも個人的にはDonate Coffeeさんがおすすめです。
おすすめランキング5位「インドネシア」
インドネシアはハーバルで特徴的なコーヒーをしているため、好みが分かれますが、私は結構好きです。
特に「Bintang Lima」という精製所からのコーヒー豆はとても美味しかったです。
少しクセのあるコーヒーが飲みたい際にはおすすめです。
まとめ
コーヒー豆の選定は
- 銘柄のみで選ぶのは危険
- 焙煎所で選ぶ方が良い
というのが個人的な見解です。
もちろん、おすすめしない銘柄ランキングのコーヒー豆でも美味しく焙煎しているところはあります。
ただ、ブレが大きいと感じるので、購入の際は要注意です。
信用できる焙煎所さんであれば、積極的に購入していきましょう。
いいところがあれば私も教えていただきたいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
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