バリスタが本気でおすすめするコーヒー豆をご紹介します。
私自身家で飲んでいるものなので、ぜひお試しください。
本日のおすすめコーヒー豆はEl Salvador(エルサルバドル)のSanta Rita(サンタリタ)農園の豆です。
焙煎しているのは、Donate Coffeeさん。私の運営するカフェでも導入している焙煎所さんです。
Donate Coffee
Donate Coffeeさんは個人でコーヒー豆を焙煎し、販売しているお店です。
実店舗はなく、基本はオンラインでの豆販売のみとなっています。
焙煎を手掛けている方はQグレーダーの資格を持ち、数々のコーヒーの大会でも結果を残し、ジャッジとしても活躍している竹中(たけなか)さん。
Qグレーダーとはコーヒーの品質を測るための資格です。コーヒー豆がどの程度のクオリティなのか点数をつけることのできる資格ですね。
そんな資格も実績もある方の販売しているコーヒーなので美味しくないわけがない。ただ、酸味系のコーヒーが多いので、苦いものが好きな方には合わないかも知れません。
購入の際は下記サイトからどうぞ。
El Salvador ~Santa Rita~
El SalvadorのSanta Ritaという農園で栽培されたコーヒー豆です。焙煎度合いは浅めで、ナチュラル製法の豆ですね。
焙煎度合いについては詳しくはこちらにまとめています。
ナチュラル製法って何?という方はこちら!
ざっくり、ナチュラル製法は少し粘性のあるような舌触りと余韻が特徴的で、焙煎度合いは浅い方が酸味系、深い方が苦味系と捉えられます。
なので今回の豆も酸味系でありながら、滑らかな余韻を楽しめるコーヒーなのかなと予想できます。
実際に飲んでみると、熟したベリー(ブラックベリーなど)のような、ワインにも似た甘さを伴った酸味が感じられました。加えてアーモンドのようなビター感と軽めのコク、後味に残る心地よい甘さを感じられます
レモンやグレープフルーツといったいかにもシャープで酸っぱい!という感じではなく、甘さも伴っているため、酸味が苦手な方でも飲みやすく感じるかも知れません!
酸味系をよく飲む私からすると美味しすぎて声が出てしまうレベルでした(笑)朝からこのコーヒーで始まれたら、仕事も捗ります。
El Salvadorってどこ?
エルサルバドルは中南米に位置する国で、ホンジュラスやグアテマラとも近い国です。
コーヒーベルトと呼ばれる、赤道付近の高気温地帯に属しており、コーヒー豆の生産に最も適した国の一つです。
面積は小さい国ですが、火山が多くあり、火山灰を含んだ土壌はミネラル豊富でコーヒーの木に栄養をしっかり与えることができます。この辺りも高品質なコーヒーを生み出す要因となっていますね。
またエルサルバドルではコーヒー産業が国の農業の約3割を占めていて、輸出総量の50パーセントにも上ると言われています。エルサルバドルにとってコーヒー産業は外せない事業のようです。
普段自分が飲んでいるコーヒーの産地や農園も調べてみると面白い話がたくさん出てきますね。
まとめ
本日のおすすめコーヒーは「El Salvador ~Santa Rita~」(Donate Coffee)でした。同じ国でも、農園が変われば味が変わりますし、焙煎が変わっても味が変わります。国ごとの特徴はあるものの、その先まで気にしてみるのも面白いかも知れません。
ちなみにそこまでやり始めると、寝る間も惜しんで調べ始めちゃいますので、お気をつけて(笑)
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。コーヒーライフを。
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