コロンビアのコーヒー豆の特徴は?
コロンビアのコーヒーって美味しいの?
コロンビアは実はブラジル、ベトナムに次いで世界3位のコーヒー生産量を誇るコーヒー大国です。
その味の特徴は苦味と甘みのバランスがよく、酸味が強いものは少ないです。
「エメラルドマウンテン」や「スプレモ」といえば聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本国内でも人気の高いコロンビアのコーヒーですが、その歴史や生産環境などの特徴はどうなっているのか、詳しく解説していきます。
- コロンビアコーヒーの特徴
- コロンビアコーヒーの生産環境
- コロンビアコーヒーのグレード
- おすすめのコーヒー
コロンビアコーヒーの特徴
世界で3位のコーヒー生産量を誇るコロンビアですが、その味わいの特徴はクセが少なく苦味と甘みのバランスがいいことが挙げられます。
比較的深煎り目に焙煎されることも多く、苦味のあるコーヒーが人気な日本でもよく飲まれるコーヒーの1つです。
そんなコロンビアで生産されるコーヒー豆は全て「アラビカ種」であるというのは驚くべきことです。
コーヒー豆にはアラビカ種とロブスタ種があり、基本的にアラビカ種の方が生産が難しく高品質であるとされています。
つまり、コロンビアのコーヒー豆は基本的に品質の高いものが流通しているということです。
その中でも「コモディティコーヒー」と「スペシャルティコーヒー」に分けられ、さらにカップの点数で品質が分けられていきます。
有名なスプレモはコモディティコーヒーの1つですね。
コロンビアコーヒーの生産環境
コロンビアはアンデス山脈が南北に広がっている影響で、寒暖差が大きく降雨量も多いコーヒーの栽培に適した環境となっています。
地域によって雨季と乾季の時期が異なるため通年でコーヒーの生産が可能なこともあり、世界的にも大量生産国となっています。
また、コロンビアの「キンディオ」「リサルダ」「カルダス」の3つの都市は特にコーヒーの生産が多く、「コーヒー三角地帯」と呼ばれています。
このコーヒー三角地帯は2011年に世界文化遺産に登録されています。
徹底した品質管理
コロンビアではその人口の1/4の約300万人がコーヒーの生産に従事していますが、その大半が小規模農家です。
そのため各農家で手作業による丁寧な栽培が行われています。
また、大企業に対して不当な価格で取引がされないよう「コロンビアコーヒー生産者連合会」という専門機関も設立されているため、しっかりとした品質のコーヒーがちゃんとした価格で取引されるように管理されています。
コロンビアのコーヒーが高品質かつ大量に生産できているのは生産者の努力によるものですね。
コロンビアコーヒーの等級(グレード)
コロンビアのコーヒーはスクリーンサイズによってグレードが分けられています。
等級 | スクリーンサイズ |
エクセルソ プレミアム | 18 |
エクセルソ スプレモ | 17 |
エクセルソ マラゴジッペ | 16 |
エクセルソ エクストラ | 16 |
基本的にはこの辺りのスクリーンサイズが16以上のものが高品質のものとされ、取引されています。
スクリーンサイズが小さい(13以下)のものは基本的に国内で消費されるようです。
それ以外に関しては低価格ながら取引されることもあるようです。
おすすめのコロンビアコーヒー
コロンビアのコーヒーはマイルドな苦味と甘みをよりよく感じる中煎り~中深煎り程度の焙煎がおすすめです。
浅煎りでも酸味がそれほど際立たないので、酸味にチャレンジしたい方はコロンビアの浅煎りを試してみるのもいいでしょう。
酸味系にチャレンジしたい方は下記サイトのコロンビアがおすすめです。
まとめ
コロンビアの特徴は
- 世界3位の生産量
- 苦味と甘みのバランスの良い味わい
- アラビカ種のみの生産
といった点が挙げられますね。
ブレンドとしても優秀なので、苦味が欲しい方はブラジルと合わせたり、酸味が欲しい方はケニヤやエチオピアとブレンドしてみるのも面白いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
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