コーヒーのボディとは?味わいの表現を学ぼう!

コーヒーライフ

コーヒーの説明である「ボディ」って何のこと?

コーヒーの味わいの表現を学びたい!

そんな悩みを抱えてる方も多いと思います。コーヒーの味わいの表現に多く使われる「ボディ」と言う単語ですが、どう言う意味なのでしょうか?詳しく解説していきます。

結論から言うと、「ボディ」とはコーヒーの「質感」をさします。舌に乗ってくる味わいの強度や口当たりなどをまとめた表現です。

この記事からわかること!
  • ボディとは何のことか
  • ボディの種類
  • 好みのコーヒーを見つけるために

ボディとは

ボディとはコーヒーの味わいの強度や口当たりなどを総括して使われる表現です。

舌に乗っかってくる味わいがどの程度のインパクトがあるのか、
口当たりの滑らかさや飲み心地の良さを測る指標と思っていただければ良いでしょう。

ボディを構成する要素としては、
コーヒー豆の産地
種類
焙煎度合い
抽出方法
があります。個人的には焙煎度合いが1番大きな要素かなと感じます。

苦い(焙煎が深い)方がボディが強くなりやすく
酸っぱい(焙煎が浅い)方がボディが軽くなりがちです。
一概にはいえませんが、多くがこの状態になりがちです。
(酸っぱくても酸味が舌に強く乗ってくれば、ボディが強いといえます。)

ボディの種類

ボディは大きく
フルボディ
ミディアムボディ
ライトボディ
の三つに分けられます。
(私は強い、弱いで表現することが多いです。)

フルボディ

最もボディの強い表現です。
深煎りの焙煎豆に使われる事が多く、
舌にしっかりと味わいが乗ってくる際に使われます。

主観にはなりますが、
10段階評価で8~10程度の味のインパクトがある際に私は使います。

味わいが強い分後味にもしっかり残りがちなコーヒーが多いです。

ミディアムボディ

フルボディでもなく、ライトというほど弱くもない時に使われます。
中煎り程度に多く、10段階中4~7の時に私は使います。

個人的にはかなり幅広く使ってしまいます笑

ライトボディ

味わいスッキリで、キレのいいコーヒーに使われることが多いです。
アメリカンコーヒーなどはライトボディと言えるでしょう。

浅煎り豆に多く、飲みやすいコーヒーが多いです。薄いと感じる人も多いかも?

ボディのコントロール

ボディのコントロールをするには焙煎をするのが1番かなと思います。

しかし、抽出でもコントロールできる部分はあります。

  • コーヒー粉の量を増やす
  • 挽き目を細かくする
  • 抽出方法を変える

主に上記3点が有力な手段ですね。1つずつ解説していきます。

コーヒー粉の量を増やす。

1番簡単な方法ですね。
コーヒー粉の量を増やせば、抽出される成分量が増えるので、
当然味わい強度も上がり、ボディが強くなります。

湯量を減らすのも同じですね。
逆にボディをライトにしたい際には、粉量を減らす、湯量を増やすのが得策でしょう。

ただ、その分未抽出や過抽出にもなりうるので、調整は必要となります。

挽き目を細かくする。

挽き目を変えるのも有効な手段です。
細かくすれば抽出効率が上がるため、抽出される成分量がふえ、フルボディに近くなります。

逆に荒くすればライトボディに近くなります。

抽出方法を変える

ペーパードリップの場合は、ペーパーが多少コーヒーの成分を吸収してしまうためライトボディに近くなってしまいます。

コーヒー粉を直接お湯に浸すようなプレス系で抽出すればフルボディに近くなってきます。

この方法は個人的に1番おすすめですが、器材を揃えなくてはいけないため、少々手間がかかります。

どの方法も有効ですが、抽出のバランスが変わってくるため、それぞれ未抽出過抽出に気をつけて調整が必要となってきます。

未抽出過抽出についてはこちら

まとめ

ボディはコーヒーのファーストインプレッションとなるため、好みを決める重要な要素となります。

一回飲んでみて、好みじゃないと思った際にはボディ強度が好みに合わない可能性が出てきます。
産地が好みに合わないなど決めつけず、さまざま検証してみるのもありかもしれません。

そもそも、そのコーヒー豆由来のベリーのような酸味が好きじゃ無いなどは仕方ありませんが…。

皆様の好みのコーヒーが見つかりますように。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。

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