コーヒーを飲んだら気持ち悪くなった。
コーヒー飲んだら頭痛がしてきた。
こんな経験ありませんか?コーヒーを飲んでるとこういった症状が出ることがあります。私もありました。
しかし、アレルギーだと思わないでください!原因が他にある可能性があります。
今回はコーヒーによって引き起こされる症状と、その原因について解説していきます。
コーヒーアレルギーだと思ってコーヒーを避けるようになってしまったら悲しいですよね。
- コーヒーから引き起こされる諸症状
- 症状の原因究明
- 症状への対策
コーヒーから引き起こされる症状
コーヒーによって引き起こされる症状には下記のようなものがあります。アレルギーが原因のこともありますが、基本これまで飲めていたのなら「飲み過ぎ」が原因のことが多いです。
・頭痛 ・吐き気 ・胃痛 ・下痢 ・動悸 ・めまい ・心拍数の上昇
これらの症状はカフェインによるところが多いです。
もちろん適正量の摂取であればカフェインは人体に有益な効果をもたらしてくれます。何事も過剰はよくないということですね。
カフェインの適正量
カフェインを摂取しても問題ないとされる量は健康な成人で1日約300mgとされています。厳密にいうと5ml/kgとカナダの保健省が発表しています。
ドリップコーヒーのカフェイン含有量は、物にもよりますが、1杯200mlあたりカフェイン量は約120mg含まれています。
そうすると60kgの私で1日2杯~2.5杯が適正範囲内という計算になります。個人的にはお茶など他の飲食物からもカフェインを摂取している可能性があるので、1日2杯で留めておくのがおすすめです。
また、飲むペースも大切です。
カフェインの効果が薄れるのは大体摂取から3~4時間後、カフェインが排出されるのは約8時間後と言われています。つまり、少なくとも3時間以内に2杯以上カフェインを取ることはやめておいたほうがいいでしょう。
異変を感じたら
ではコーヒーを飲んでて異変を感じた際にできる対策はあるのでしょうか?
コーヒーを飲む手を止める
まずはなんといってもカフェインの摂取スピードを緩めるのは絶対条件です。
少しでも体に異変を感じたらコーヒーを飲む手を止めましょう。そのまま摂取し続けると頭痛や吐き気の原因となります。
水を飲む
症状が出てしまった場合には体内のカフェイン濃度を薄めてあげることも有効な手段です。
お茶などにはコーヒーレベルではないとはいえ、カフェインが含まれる可能性があるので、ここは水が無難にいいでしょう。
ストレッチ
ストレッチや軽く体を動かす行為には自律神経を整える作用が望めます。
また血液循環を良好にすることにより代謝を促進し、カフェインを早く体外に出す作用も望めます。お店などでは行いにくいですが、家でコーヒーを楽しんでる際には有効な手段と言えるでしょう。
病院に行く
あまりにも吐き気や動悸がひどい際には病院にいきましょう。
アレルギー体質の方やカフェイン耐性が弱い方は症状がひどい場合があります。その辺りも調べてもらうのが得策でしょう。
その他の症状
コーヒーを慢性的に飲み過ぎると重篤な病気を引き起こしてしまう場合があります。可能性があるのは下記の症状です。
- 骨粗鬆症
- 高血圧
- 腎機能の低下
骨粗鬆症はカルシウムの摂取量が少ない方に起こりやすいです。カフェインの利尿作用により骨密度が低下し、気づいたら骨粗鬆症になってしまう可能性があります。
ミルクビバレッジのコーヒーであれば多少緩和されるかなと思います。(カフェラテなど)
またカフェインには血行促進効果もあるため、飲む時間やタイミングにより高血圧を引き起こしてしまうことも。
同時にコーヒーにはカリウムも含まれるため、腎機能が弱い方には機能低下を引き起こしてしまうこともあります。健康な方であれば問題はないのでそこまで気にしなくてもいいところではありますが。
まとめ
コーヒーのデメリットに着目して記載しましたが、適正量であれば良い効果も数多く期待できます。
コーヒーは怖いものと思わず、適正量の摂取を心がけることが大切ですね。
またカフェインを取りたくないけど、コーヒーの香りやその他の良い効果を得たい場合には、カフェインレスコーヒーもおすすめです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
コメント