コーヒーを飲んでも眠くなるのはなぜ?原因や眠気覚ましに効果的な飲み方とは

コーヒーライフ

コーヒーを飲んだのに眠いことがあるのはなぜ?

眠気を覚ますために効果的な飲み方はあるの?

コーヒーにはカフェインが含まれており、眠気覚ましに効果的な飲み物であることは多くの人が知っていることかと思います。

ですが、そのコーヒーも飲む量や飲み方によっては逆に眠気を引き起こしてしまうことがあります。

私もたまにやってしまいますが…。

今回は眠気を引き起こす原因と眠気覚ましに効果的な飲み方をご紹介いたします。

この記事からわかること!
  • そもそも眠くなる理由
  • コーヒーを飲んだのに眠くなる原因
  • 眠気覚ましのために効果的な飲み方

そもそも人間が眠くなる理由

そもそも人が眠くなるのは体内の睡眠物質「アデノシン」の働きによるものです。

アデノシンは体内のアデノシン受容体とくっつくことで眠気を引き起こします。

コーヒーが眠気覚ましに有効とされているのはカフェインがアデノシンの働きを抑制するためです。

カフェインの構造はアデノシンと酷似していて、アデノシン受容体にアデノシンの代わりにくっつくことができるのです。

そうするとアデノシンは行き場を失い、その効力が抑制されるのです。

ただし気をつけたいのは、抑制されたアデノシンは消えて無くなるわけではなく、行き場を失い体内に残り続けるということです。

コーヒーを飲むと眠くなる理由「カフェインの効果切れ」

先述の通り、カフェインはアデノシンの働きを抑制してくれます。

ただし、アデノシンは体内に残り続けます。

そうすると、カフェインが切れてアデノシン受容体に空きが出たらどうなるでしょうか?

溜まったアデノシンが一気に受容体にくっつき、ドッと眠気が来てしまうのです。

カフェインは摂取後20~30分で効果を発揮し、1時間後にピークに達します。その後は緩やかに効果が減退していき、4時間後には効果が切れると言われています。

なので、コーヒー摂取後4時間もすると溜まった眠気が一気に襲ってくることがあります。

眠たい理由はカフェイン切れの可能性もありますね。

コーヒーを飲むと眠くなる理由「脱水症状」

コーヒーの有名な作用として、覚醒作用以外にも利尿作用があります。

この利尿作用により、体内の老廃物が出ていくのは良いのですが、水分も出ていってしまうのです。

体内の水分量が減ると体は活動を控えようとし、眠気を誘発します。

これは結構気をつけたいところで、体内の水分が減り、眠気が出てきてまたコーヒーを飲んでまた眠くなるという悪循環を引き起こす可能性もあります。

コーヒーを飲んで喉が渇いてきたら要注意です。水も一緒に摂取してあげましょう。

コーヒーを飲むと眠くなる理由「甘さを加えている」

コーヒーに砂糖など甘さのあるものを加えていないでしょうか?

それ以外にも甘さの加わった缶コーヒーも要注意です。

ブラックのコーヒーや無糖のコーヒーを除き、特に缶コーヒーには確実に砂糖類が入っています。

そうすると血糖値が上昇し、体内のインスリンが血糖値を下げようと活性化します。

その結果血糖値が下がりすぎてしまい、眠気に繋がることがあります。

特に、眠気を覚まそうと缶コーヒーを一気に飲んでしまうと1~2時間後にはものすごい睡魔に襲われます。

食事の後に眠くなるのと同じですが、血糖値が一気に上昇するとインスリンが頑張りすぎてしまい、今度は血糖値が急降下してしまうのです。

眠気覚ましのためにはなるべく甘さを控えつつ、ゆっくり飲みましょう。

眠気覚ましに効果的な飲み方

上述の通り眠気を誘発する飲み方を避けるのが重要です。

具体的には

  • 眠くなる30分前にコーヒーを飲む
  • 飲み過ぎに気を付ける
  • 無糖のコーヒーを飲む

上記3つに気をつけましょう。

眠くなる30分前に飲む

カフェインの覚醒作用は摂取後20~30分程度を目安に効果を感じられるようになります。

そのため、本格的な眠気を感じる30分前には飲み始めるのが良いでしょう。

眠気が始まってしまった段階ではすでにアデノシンが受容体とくっついてしまっているので、後からカフェインを入れてもさほど効果は期待できません。

いつも眠くなる時間がわかっている方はその時間にピークが来るようにコーヒーを飲んでみましょう。

飲み過ぎに気を付ける

コーヒーの飲み過ぎは眠気の誘発のみならず、頭痛や腹痛の原因にもなるので気をつけましょう。

カフェインの摂取量は一般的に400mg/日を上限とすることが推奨されています。

コーヒー1杯200mlあたりカフェインは140mg程度含まれるので1日2杯程度に抑えるのがおすすめです。

先述の通りカフェインを摂取し過ぎると脱水症状を引き起こす可能性もあるので水も同時に摂取すると眠気覚ましには効果的です。

無糖のコーヒーを飲む

甘さを加えてしまうとかえって眠気を誘引してしまうため、眠気覚ましにはブラックのコーヒーを飲むようにしましょう。

缶コーヒーの多くは砂糖が必ず含まれているため、カフェでブラックのコーヒーを頼むか、無糖の缶コーヒーを選びましょう。

それ以外にも

眠気覚ましに効果的なカフェインですが、そもそも睡眠不足の時には効果が薄いです。

まずはしっかりと睡眠をとることで眠気のきにくい状態にしておくことが重要です。

まとめ

コーヒーを飲んでも眠くなる理由
  • カフェインの効果切れ
  • 脱水症状
  • 甘さを加えている
眠気を覚ますためのポイント
  • 眠くなる30分前にコーヒーを飲む
  • カフェインの取り過ぎに気を付ける
  • 無糖のコーヒーを飲む

コーヒーを飲んでも眠くなる原因と、眠気覚ましのために重要なポイントをまとめていきました。

これ以外にもコーヒーには様々な効果が期待できます。

自分にとって良い効果を狙ってコーヒーを楽しめると良いなと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。

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