ドリップスケールとしては最も有名かつ評判の良いスケールの1つがこのAcaiaシリーズです。
私もお店で愛用しているスケールです。
今回はそんなAcaiaを長年使ってみたリアルなレビュー・評価をまとめていきます。
使い方とともに、今後購入を考えている方の参考になれば幸いです。
- Acaiaの人気の理由
- Acaiaの使い方
- 使い勝手
- コストパフォーマンス
- おすすめのドリップスケール
コーヒースケールに必要な機能
Acaiaについてまとめる前に、コーヒースケールに最低限必要な機能を確認しておきましょう。
コーヒースケールとして、最低限必要な機能は2つです。
- 0.1g単位での計測
- タイマー機能
上記2つは最低限必要かなと感じます。
<0.1g単位での計測>
コーヒーは粉量が0.1g変わるだけで、味わいに変化が出てきます。
毎日のコーヒーが安定して美味しい味わいを出せると幸せですよね。
そういった安定した抽出のためには、毎回の粉量や湯量にブレが出にくい0.1g単位での計測が必要不可欠となってきます。
<タイマー機能>
コーヒースケールであればタイマー機能は必須の機能となります。
抽出の秒数も常に安定した美味しさを出すために重要なポイントです。
ストップウォッチでの代用も可能ですが、スケール1つに機能がついていた方が便利です。
この2つの機能を最低限とした時にAcaiaはどう優れているのか、人気の理由はそこにあります。
Acaiaが人気の理由
Acaiaコーヒースケールが人気の理由は主に3つあると考えています。
- 機能の多さ
- 反応の速さ
- デザイン性の高さ
こちらも1つ1つ解説していきます。
機能の多さ
Acaiaコーヒースケールは「タイマー機能」と「0.1g単位の計測」以外にも多様な機能を備えています。
全てを挙げ切るとややこしくなるので、2つだけピックアップしてご紹介します。
<自動風袋機能>
物をスケールの上に置き、数秒まつと自動で風袋をとってくれる機能です。
ドリッパーをスケール上においた後自動で風袋を取ってくれるので、そのままコーヒー粉のgが測れます。
風袋を取り忘れて、粉量がわからなくなってしまう事態を未然に防げる機能です。
<自動タイマー機能>
お湯を注ぎ始めると自動でタイマーが作動する機能です。
抽出開始のタイミングがぶれないので、安定した抽出を助けてくれます。
またタイマー開始を忘れてしまうこともなくなります。
ただ、設定のタイミングを誤ると、重量の変化でタイマーが勝手に作動してしまい、よくわからない時間を急に計測されてしまうので要注意です。
特筆するのはこの2つの機能かなと思います。
その他の機能は私は基本使用していません。
あまり多くてもアルバイトの子が使いにくくなってしまうので…。
反応の速さ
Acaiaスケールが最も優れている点が「反応の速さ」だと感じています。
コーヒードリップをする際で今現在注いでる湯量がしっかりわからないと、味わいのブレに繋がってしまいます。
その点Acaiaは本当に反応が速いです!
これ以上速いものは見たことないかもしれません。
この反応の速さは人気の高さに大きく寄与していると感じます。
ただ、反応が良すぎる為、風など微細な変化にも反応してしまうので、キャンプでの使用はおすすめしません。
デザイン性の高さ
カフェに置くにも、自宅に置くにもこのデザイン性の高さは人気が出るなと感じます。
インテリアとしても映えるものはかなり需要が高いです。
近年ではデザイン性によりすぎて機能が追いつかないものもありますが、Acaiaは機能も兼ね備えているので尚更安心です。
色の展開も黒か白のみで、シンプルなのも良い点です。
様々なインテリアに馴染むでしょう。
使い方解説
今回は「Pearl model S」をベースに使い方を解説していきます。
「Lunar」もサイズ感が異なるだけで、基本は同じですので安心してください。
設定方法なども踏まえるとややこしくなるため、基本的なところだけまとめていきます。
<電源ボタン>
左下の電源マークはそのまま「電源のON/OFF」を切り替えられます。
軽く1回タップしてあげれば電源がつき、ダブルタップで電源offです。
電源をつける際に長押ししてしまうと設定モードに入ってややこしくなるので営業中は要注意です。
またタイマー機能がついている際に電源ボタンをタップすると、タイマーのON/OFFが切り替えられます。
<Tボタン>
右下のTボタンをタップすると風袋機能が使えます。
ドリッパーをセットし、Tボタンを押せばgが0になるので、コーヒー粉を測り入れることができます。
また、長押ししてあげると機能を切り替えることができます。
下記の写真は切り替えをしてデュアルモードになっている状態です。
この状態でスケール機能に加えてタイマー機能が使えるようになっています。
基本はこの辺りだけ覚えておけば最低限使えます。
その他の機能については設定でON/OFFを切り替えて使えるようになります。
おすすめのドリップスケール
Acaia以外のおすすめコーヒースケールは上記記事にまとめています。
Acaiaは「機能の多さ」と「反応の速さ」の観点から自宅よりはお店の方がおすすめのスケールかなと感じます。
また値段的にも、自宅で使うには少し勿体無い気もしてしまいますね。
今回は「Pearl model S」を画像で使用しましたが、「Lunar」はさらに小さく、その分値段も上がっています。
自宅で使うサイズなら「Lunar」の方が好きなのですが…。
予算やコストパフォーマンス的にAcaiaは違うかもと感じた方は上記おすすめ記事に自宅用のおすすめスケールも載せています。
下記にはAcaiaのリンクを載せておきます。
まとめ
バリスタ御用達、Acaiaスケールの解説でした。
- 機能性
- 予算
- デザイン性
など総合的に判断していただければ、幸いです。
個人的にはお店で使用するなら圧倒的Acaiaだと感じています。
この記事が参考になれば嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
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