おすすめのコーヒースケールが知りたい!
初心者にも扱いやすいコーヒースケールが知りたい!
最近はコーヒースケールも多様化し、どこから選んでいいか悩みますよね。
特に初心者の頃は何を選べばいいか迷うかと思います。
機能性をとるか、価格で選ぶか、デザインなのか…
そんなお悩みを抱える方に、プロが実際に使用しているおすすめのコーヒースケールをご紹介いたします。
初心者の頃から失敗を繰り返し、行き着いたおすすめをご紹介するので、ここから選べば間違いなし!
- コーヒースケールとは
- キッチンスケールとの違い
- 選ぶ際のポイント
- おすすめのコーヒースケール
- タイマーと併用すれば安価で済む
コーヒースケールとは
コーヒースケールとはコーヒーを淹れる際に時間と重量を計測できるものをさします。
コーヒー粉の重量や、総湯量のみならず、抽出時間や蒸らし時間も測れることが重要となります。
ご家庭で何気なく淹れるコーヒーであれば必要ないかもせれませんが、安定的に美味しいコーヒーを淹れるのには必須のアイテムになってきます。
特に、初心者の頃にこそ毎回のコーヒーのデータをとることは大切です。
何が美味しくない要因なのかを知るのにも非常に役立ちます。
キッチンスケールとの違い
キッチンスケールとの違いは時間も測れるところですね。
特に高機能のものだと、g以外での計測が可能だったり、自動で風袋を取ってくれたりするものもあります。
中々扱いが難しくはなりますが…。
また、キッチンスケールだと大きさが足りないことがあります。
キッチンスケールは収納の幅を取らないように小さめに設計されていることが多いです。
「コーヒーサーバーを乗せるとスケールの数値が見えない」という事態にもなり得ます。
コーヒーを淹れる用に設計されている方が数値が見えない事もなく扱いやすいでしょう。
では、コーヒースケールの選定に重要なポイントはなんなのでしょう?
コーヒースケールの選び方
コーヒースケールも多様化し、さまざまな機能を備えたものが増えています。
コーヒースケールを選ぶ際に重視するポイントは
- 機能性
- 反応の速さ
- 防水性
- デザイン
この4点が特に重要になってきます。
あくまで自分の予算の範囲内で考えましょう。
機能性
コーヒースケールの機能はものによってかなり変わってきます。
重量を感知して自動でタイマーが作動するもの
0.01gまで測れるもの
アプリとの連携の取れるもの
などなど数え始めたらキリがないほど。
ただ、それらの機能は基本的には必要ないかなと感じます。
特に初心者の頃は、機能が多くあっても活用法がわからない場合が多いです。
私も機能性が高いものを初心者の頃買いましたが、モードの設定などがややこしく、結局使いませんでした。
ついているとおすすめな機能は
・0.1g単位で測れる。
・タイマー機能がついてる。
この2点だけです。
コーヒースケールとしてはこの2点が備わっていれば十分かなと感じます。
反応の速さ
反応の速さは重視したいポイントです。
機能性と分けて考えるくらいには重要です。
ハンドドリップなどお湯の量を都度計測しなければならない場合は特に重要です。
反応が遅いと、今注いでいる湯量がどの程度なのか正確に測れず、目的のg数の3g前に注ぎを止めるなどストレスが生じます。
コーヒースケールの反応の速さは抽出の安定とストレスの軽減にとても重要なファクターです。
acaiaなど反応の早いコーヒースケールはそれだけでおすすめできます。
安定的に美味しい味わいを出すためには、反応の速さは必要かなと感じます。
防水性
液体を扱うため、防水性は重要なポイントとなってきます。
そんなに溢すことはありませんが、もしもの際にコーヒースケールが壊れてしまうと精神的に辛いですよね。
意外とコーヒースケールには防水性が付いているものは少ないです。
というよりほとんどないので、防水性のついているコーヒースケールはおすすめできます。
スケールの上にシリコンパッドを敷くことで対応しているものもありますが、気持ち物足りない…。
特にキッチンスケールとの併用を考えている方には防水性は重要ですね。
デザイン
自宅で使用する際も、お店で使用する際もデザインは重要視している方も多いかなと思います。
ドリップを追求したいわけじゃない方もインテリアとして映えるコーヒースケールの方が嬉しいですよね。
特にキッチンスケールだとデザインとしてイマイチな印象がどうしても拭えない…。
この点も考慮していきたいなと思います。
おすすめのコーヒースケール7選
今回おすすめするコーヒースケールは機能面、デザインを主に考えて選びました。
機能的に最低限は
0.1g単位で測れるもの
反応の早いもの
の2点は抑えています。
TTIMEMORE ブラックミラー ベーシック
機能 | 詳細 |
---|---|
タイマー機能 | あり |
最大軽量数 | 2000g |
最小単位 | 0.1g |
防水機能 | なし(シリコンパッドあり) |
コストパフォーマンスで言うとHARIOと悩みますが、常に0.1g単位で測れる点で、 こちらの方がおすすめ順位高くしています。
お店でも自宅でも使い勝手がよく、かなりおすすめです。
デザイン性も高く、インテリアとしてもおすすめです。
充電式で、電池交換が必要ない点も楽でいいなと思います。
これからコーヒーを楽しみたい方も、インテリア重視の方も、お店で使いたい方も幅広くおすすめできます。
HARIO V60 ドリップスケール
機能 | 詳細 |
---|---|
タイマー機能 | あり |
最大軽量数 | 2000g |
最小単位 | 0~200g:0.1g単位 200g~500g:0.5g単位 500g~:1.0g単位 |
防水機能 | なし |
自宅用に最もおすすめなのがこのスケールです。
0.1g単位で測れるのは200gまでとはなりますが、珈琲1杯分であれば十分なレベルかなと思います。
反応も早く、タイマー機能も使いやすいので、自宅用として最もおすすめの器材です。
国内大手コーヒーメーカーの「HARIO」が出している商品なので安心感もあり、お手頃価格なのも嬉しいところ。
電池式なのが少し残念ですが、十分な機能が備わっているのでさほど気にならないレベルです。
最初の1台として手を伸ばしやすいかなと思います。
acaia Pearl
機能 | 詳細 |
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タイマー機能 | あり |
最大軽量数 | 2000g |
最小単位 | 0.1g |
防水機能 | なし(シリコンパッドあり) |
バリスタ御用達と言っても過言ではないほど、バリスタを名乗る方は扱ったことのあるのがこちらの器材です。
acaiaシリーズは私もお店で使用しております。
1度使ってからはacaia以外使えないですね。そう言えるほどの反応の速さと扱いの楽さです。
値段がかかるので、自宅というより、お店で扱う方がおすすめです。
デザイン性も可愛らしくおすすめです。
acaia Pearl Model S
機能 | 詳細 |
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タイマー機能 | あり |
最大軽量数 | 2000g |
最小単位 | 0.1g |
防水機能 | なし(シリコンパッドあり) |
こちらもacaiaシリーズのスケールです。
よりコンパクトで洗練された形になり、使いやすくなったモデルです。
機能性や反応の速さもそのままで、アプリとの連携操作も可能となっています。
この小ささ、デザインであれば余裕のある方は自宅用でもありかなと思います。
こちらも私はお店で利用していました。
acaia Lunar A
機能 | 詳細 |
---|---|
タイマー機能 | あり |
最大軽量数 | 2000g |
最小単位 | 0.1g |
防水機能 | なし(シリコンパッドあり) |
少し路線は変わりますが、エスプレッソマシンでエスプレッソを淹れる際におすすめなのがこちらのスケールです。
コンパクトかつ軽量で、使い勝手もよく反応速度も問題ありません。
エスプレッソは特に反応の速さが大切になってきます。
抽出を止めるタイミングを少し逃すと、大きく味わいが変わってきてしまいます。
その点で、サイズ感的にも反応的にも最もおすすめかなと思います。
Brewista smart scale
機能 | 詳細 |
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タイマー機能 | あり |
最大軽量数 | 2000g |
最小単位 | 0.1g |
防水機能 | あり(耐水コーティング) |
電気ケトルでご存じの方もいらっしゃるかと思います。
アメリカのメーカー「Brewista」さんが出しているコーヒースケールです。
こちらもよく知られたメーカーさんなので安心感があります。
個人的にBrewistaさんのデザインが好きで、私も自宅でコーヒースケールとケトルと両方使用しています。
また、今回紹介している中では唯一の耐水コーティングがしっかりされている点もおすすめポイントです。
少々機能が多いので、使いこなすには時間がかかるかもしれません。
しかし慣れてしまえば、様々な場面で使えるので、それほど気にならないかなと。
HERO コーヒー多機能電子秤
機能 | 詳細 |
---|---|
タイマー機能 | あり |
最大軽量数 | 2000g |
最小単位 | 0.1g |
防水機能 | なし |
こちらは自動タイマー機能が付いており、お湯を注ぎ始めると自動でタイマーが作動するスケールです。
これまで紹介した中にも、この機能が付いているものはありますが、その中でも安価なので紹介させていただきました。
デザイン性もよく、家庭でおすすめの器材です。
余談:キッチンスケール
どうしても値段を抑えたい!という方にはこちらのキッチンスケールもおすすめです。
タイマーはスマートフォンなどで代用すれば、問題なくコーヒーにも使用できます。
3kgまで測れて、0.1g単位での軽量も可能です。
デザイン性は好みによりますが、ご家庭で楽しみたいだけという方や、インテリアとしては気にしていない方、他にも用途がある方にはおすすめです。
初心者の頃は私も使用していました。
まとめ
様々紹介してきましたが、まとめると
- 0.1g単位で測れるものが良い
- 購入の際は予算の範囲内で
- デザイン性、機能性様々な面から必要なものを購入しましょう。
という感じです。
キッチンスケールまで含めるとかなりの種類のスケールがあり、悩むと思います。
自分が欲してるスケールに必要な能力のみ備えたスケールを購入することが大切です。
この中に探しているスケールがありますように。
また、自宅でハンドドリップをこれから始める方は、下記記事も併せてどうぞ。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
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