ブラジル産コーヒー豆の特徴!世界一の生産量の理由!

コーヒーライフ

ブラジルってなんでコーヒー大国になったの?

ブラジルのコーヒーが人気の理由は?

kazuking
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ブラジルは世界でも有数のコーヒー大国です。

その理由は生産体制の確立からなり、安価で販売されるのも人気の理由!

今や世界一のコーヒー生産量と輸出量を誇るブラジルですが、なぜここまで大きくなったのか?

実はブラジルは国土の大半がコーヒーベルト内に属しており
生産体制が確立していることが大きな理由

生産が安定していれば、大量生産も可能となり
結果安価で販売できることも人気の理由として挙げられます。

では、どのようにしてそこまで生産体制を確立していったのか。
歴史から紐解きます。

この記事からわかること!
  • ブラジルのコーヒーの歴史
  • ブラジル産コーヒーの特徴
  • ブラジルのコーヒーの等級
  • ブラジルコーヒーの楽しみ方

ブラジルのコーヒーの歴史

ブラジルといえばコーヒー!
コーヒーといえばブラジル!
そう言えるほどに有名となっているブラジルのコーヒーですが
そもそもブラジルのコーヒーはどのようにして始まったのでしょうか?

ブラジルへコーヒーが来たのは

ブラジルにはもともとコーヒーの木は自生していませんでした。

ブラジルにコーヒーが伝わったのが1700年代
当時フランス領であったブラジルの1都市でポルトガル外交官が恋に落ちたことがきっかけとのこと
恋をした外交官は婦人への贈り物に花束に隠してコーヒー豆を送ったそう
これはちょっとロマンチックで素敵ですね。

そうして伝わったコーヒーはその後わずか50年で本格的な生産へとつながったといいます。

当時奴隷制度のあったブラジルでは、奴隷がコーヒーの栽培を手がけていました。
多くの人がコーヒー生産に従事した結果、年月こそかかったものの
コーヒー生産が盛んになっていきました。

気候が味方

ブラジルはその国土の大半がコーヒーベルト内に属しており、環境にかなり恵まれていました。
これもブラジルのコーヒーの生産に大きく味方したと思います。

コーヒーベルトに関しては下記記事をご参照ください。

コーヒーの木が育ちやすい環境故、かなりの量のコーヒーが安定的に生産され
瞬く間に文化として広まっていきます。

また、広大な土地も乾燥工程の効率化に一助しています。

機械化

現在は多くの農園が機械を導入しており、生産の効率化を図っています。
手摘み収穫にこだわった農家さんもいらっしゃるのは、長い歴史のなせる業でしょう。

機械化により、収穫以外にも精製や乾燥工程が効率化していきます。
その結果早くたくさんのコーヒー豆が生産されるようになりました。

世界一のコーヒー大国

このようにしてブラジルはコーヒー大国として知られるようになっていきました。

現在では世界で流通しているコーヒー豆の内なんと約30%がブラジル産となっています。
それだけ流通していれば人気も出そうですね。

今やコーヒーを語る上では外せない国と言えるでしょう。

ブラジルのコーヒーの特徴

ブラジルのコーヒー豆の特徴は苦味とコクと言えるでしょう。

他国と比較しても、標高の高くないブラジルは酸味が少なめなコーヒーが多いです。
一概にはいえませんが、多くのコーヒーが苦味とコクを強く感じれます。

それでいて、味わいもマイルドで飲みやすいことも特徴。

広大な土地を生かして、基本的にはナチュラル製法で作られているため
アフターテイストもマイルドかつロングなものが多いです。

精製方法については下記記事をご参照ください。

コーヒー豆の等級

ブラジルのコーヒー豆はアラビカ種が7割を占めているのも
品質の高さを裏付けていると言えるでしょう。

また、ブラジルのコーヒー豆は
スクリーンサイズ(粒の大きさ)
欠点豆の混入率
カップ(味わい)
の3点で評価されています。
特にカップが含まれているのがいいですね。
味わいの良さが等級に関わってくるので、等級の高いものほど安心して飲めます。

ブラジルのコーヒーを楽しもう

ブラジルのコーヒーは安定した味わいが楽しめるため
飲み方もさまざまおすすめできます。

ドリップコーヒー

まずはハンドドリップで楽しみましょう。

焙煎が深ければ、深い苦味とコク、甘みと長い余韻がしっかり楽しめます。
焙煎が浅ければ、まろやかな酸味と苦味、少しさっぱり目のコクが楽しめます。

焙煎度合いがどの状態でもかなり美味しく楽しめる為
焙煎を変えて楽しんでみるのもおすすめです。

ブレンドコーヒー

安定しているということは、癖も薄いということ。
他のコーヒー豆とブレンドして楽しむこともおすすめです。

酸味が強いコーヒーに苦味を加えたり
後味が物足りないと感じたコーヒーとブレンドしたり
幅広く楽しめるでしょう。

エスプレッソ

苦味が強く、深煎りでも楽しめるブラジルのコーヒーはエスプレッソとしてもおすすめ。

こちらもシングルでも良いですし、ブレンドもおすすめです。
ナチュラル製法が多いので、特有の粘性を強く感じられるでしょう。

ブラジルの入ったエスプレッソは個人的に結構好きですw

まとめ

ブラジルコーヒーの歴史、特徴、楽しみ方などなどかなり網羅的にまとめました。

ぜひブラジルコーヒー飲んでみてください。
産地によってもわずかに差が出てくるので、いろいろ飲んでみると
苦味の中でも好みがわかってくるでしょう。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。

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