ドリップバッグからコーヒーを淹れるのに飽きてきた。
豆から淹れたいけど、どうすればいいのかな?
豆から淹れるコーヒーはドリップバッグより手間がかかる分味わい深いですよ!
いつもドリップバッグからコーヒーを淹れているけど、たまには豆からコーヒーを淹れてみたい。
豆を挽いて淹れた方が美味しいって聞くけど実際どうなの?
そんな疑問にわかりやすくお答えします。
私自身も家でコーヒーを淹れ始める際、どんな器材を揃えればいいかかなり悩みました。
カフェで働きつつ学んだ技術と共にお伝えしたいと思います。
今では毎日家でコーヒーを淹れています。これを読めばあなたもお家バリスタ!
- 初心者の頃に揃えるおすすめ器材
- 豆からコーヒーを淹れる方法
- おすすめのコーヒー豆
初心者におすすめの器材
まずは器材を揃えていきます。
ケトルやマグについてはこちらの記事を参照してみてください。
それ以外に必要な器材は下記の3つです。
- スケール
- グラインダー
- ドリッパー
今回はケトルとマグについてはすでに購入済みと考え、上記3つは新たに購入が必要になってきます。
スケール
スケールは0.1g単位で表記してくれるものがおすすめです!繊細なコーヒーはわずかなグラムのブレで味わいが変わってきます。
ドリップバッグからの際は多少大雑把でも味わい出せるように調整されていますが、豆からとなるとその辺りも自分で設定する必要が出てきます。
特に注ぎながらスケールに目をやらないといけないことも出てくるので、多少値段が張っても感度の高いものをおすすめいたします。
このスケールは感度も良く、0.1g単位で測れる上にタイマー機能もついていて、お値段的にも家コーヒーには最適かなと思います。
私ももっと早くこれを知ってたら買ってたのに。。。
安価で収めたい方にはこちらもおすすめです。
多少ブレがあるのが難点ですが、タイマーはスマホや腕時計で代用すれば、問題なく使えるレベルです。
キッチンスケールとしても使えるので、デザイン性などこだわらない方はぜひ!
私も初心者の頃は使用していました。
サイズ感も小さく、場所をとらないのは良いところです。
ミル又はグラインダー
家で豆からコーヒーを淹れるにあたって必ず必要となるのがミル又はグラインダーです。
グラインダーとは豆を挽いて粉にする(グラインドする)ための器材です。コーヒーミルも同様の器材です。
これらが無いと豆状態からコーヒーは淹れられないのでどうしようもなくなってしまいます。
必ず購入しましょう。
手を出しやすい範囲ではこちらのコーヒーミルがおすすめです。
コーヒー豆を挽く際に粗さを調節できること、挽いたコーヒーをそのまま保存可能なこと、丸洗い可能で手入れが簡単なことがポイント高いです。
手動のミルはどうしても時間がかかってしまうので、電動グラインダーが好みの方にはこちらがおすすめ。
粗さ調節も細かくできてグラインドのスピードも速いので、朝時間が足りない方にピッタリです。
手動よりは洗いの手間はかかるものの、比較的楽な部類でもあります。私も今はこれを使用しています。
ドリッパー
ドリッパーの選定が一番悩むポイントかも知れません。
形も材質もコーヒーを淹れる際に最も影響を及ぼすと言っても過言ではありません。
その中でも特におすすめの3種をご紹介します。
まずはハンドドリップといえばの代表作ハリオのV60です。
少しコツはいりますが、色々な淹れ方を試せる面白い器材です。
プロの方も多く利用していて、見た事ある方も多いのではないでしょうか?
その分淹れ方についての情報も多く出ているので、勉強するにはうってつけの器材です。
2つ目はカリタのウェーブドリッパーです。
こちらも有名な器材ですね。ハリオほど技術を必要とせず、慣れればかなり扱いやすいのではないかと思います。
フィルターが独特で、カリタのウェーブフィルターしか受け付けない点は要注意です。
最後はメリタのドリッパーです。
一気にお湯を注いでもそれなりの味が出る優れもの!初心者の方には一番やりやすい器材かと思います。
コーヒー豆を購入する
この段階は一番楽しい時ですね。
コーヒーは国や農園によっても違いが生まれますが、焙煎によっても大きく味わいが異なります。
どの国の、どのコーヒー店の豆を購入するのか。自分の好みに合わせていくらでも選択可能です。
楽しんでいきましょう!
個人的なおすすめを2つほどご紹介いたします。
・豆香洞コーヒー(福岡)
福岡に本店を構える豆香洞コーヒーさんですが、オンラインでも購入可能です。
焙煎の世界大会での優勝実績もある後藤直紀さんのお店です。
深煎りから浅煎りまで幅広く取り揃えていて、品質がとにかく高い!
ここで買ったコーヒーに間違いはありません。
・Donate Coffee(東京)
こちらはオンラインのみで販売しているコーヒー屋さんです。
焙煎をされている方はQグレーダーの資格を持ち、数々の大会でジャッジを担当する実績の持ち主です。
浅煎りをメインにしており、商品数は少ないものの、品質に間違いはありません!
私もよく購入しています。
ドリップする
器材とコーヒーを揃えたらドリップしていきます。ドリップバッグよりも工程が少々増えますが、頑張っていきましょう!
1.コーヒー豆を挽く
まずは、購入したコーヒー豆を粉にしていきます。ざっくり深煎りなら粗めに挽き、浅煎りなら細かめに挽きます。挽き目に関しては、購入した店舗で直接聞くのが一番間違いないかなと思います。
お店によってはドリップする器材に合わせて粉にしてくれます。ただ、粉状にしてしまうと、劣化が早くなるため、ドリップする直前に挽く方がおすすめです。
2.ドリッパーにフィルターをつけ、湯通しする。
画像ではハリオのV60を使用していますが、どのフィルターでも紙臭さがコーヒーに移るのを防ぐためと、サーバーを予熱するために湯通しをします。
これ地味に大切なので、しっかり紙全体が濡れるように湯通ししましょう。
3.ドリップする
ここまで準備できたら、コーヒー粉をドリッパーに入れて、ドリップを始めていきます。
コーヒー粉をセットしたら、満遍なくお湯が通るように少し全体を叩いて均します。
なるべくコーヒー粉の真ん中にお湯が当たるように注ぎ始め、ゆっくりと500円玉くらいの大きさの円を描くように注いでいきます。
最初の注ぎは粉量の倍くらいの量のお湯を、粉全体が濡れるように注ぎます。
この段階を「蒸らし」と言い、コーヒー粉から味わいがしっかり出るようにする段階です。
注ぎおえたら、最低30秒は待ちましょう。
その後の注ぎは、使う器材やコーヒーによるので、まちまちになります。
都度、購入店舗で聞くのが一番安全です。
目安として、粉量の16倍の湯量を3~5回に分けて注ぐと良い味わいが出ます。
まとめ
ハンドドリップは注ぎ手によって味わいが大きく変わる面白い分野です。
何より豆から挽きたてのコーヒーはドリップの最中から香りがとても良い!
また、ドリップに関しては豆ごとに詳しく載せていきたいと思います。
ぜひ皆様も家で試してみてください!家コーヒー、ハマること間違いなしです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
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