カフェの開業を考えてるけど、グラインダーは何がいいんだろう?
任せてください!
多くのグラインダーを扱ってきた経験からこれなら間違いないというものをお伝えします!
キッチンカーや小さくカフェを開業したい方、あるいは20席程度の大きさでカフェを始めたい方向けにおすすめの業務用グラインダーをまとめていきます。
私自身多くのカフェでグラインダーを使用してきて、自分のカフェでも使用する機材に悩んできました。
その経験から、これは間違いないというものをお店の規模ごとに3つ厳選しました!
これからカフェを始めようという方の参考になれば幸いです。
- 業務用おすすめコーヒーグラインダー3選!
業務用と家庭用で何が違う?
そもそもグラインダーは家庭用と業務用で分けて考えた方が良いのでしょうか?
答えはNOです。
正直小さなカフェ開業であれば、家庭用のグラインダーでも問題ないこともあります。
実際私が自宅で使用しているコレスのグラインダーはカフェでも使用されていることがあります。
重要なのはお客様に提供する分粒度の均一性やグラインド時の音が不快でないかなどかなと思います。
小さなカフェでグラインドの音があまりに大きいのは嫌ですよね。
その点コレスのグラインダーは音も小さく、カフェにも向いていると言えるでしょう。
このように家庭で使用しているからと、カフェで使用してはダメなことはないのです。
なぜ業務用なのか?
個人的には業務用は使う側が勝手に決めていいと思っています。
ただ、一般的に業務用と言われているものを選ぶのにも理由はあります。
業務用の方がいい点は
- 1度に挽ける豆の量が多い
- 粒度の均一性の高いものが多い
- グラインドが速い
といったところが挙げられます。
お客様が待っているのにグラインドが遅かったり、1杯ずつしか豆が挽けなかったらお互いにストレスですよね。
そうならないために業務用を選ぶ方は多いです。
また、粒度の均一性は安定した味わいのコーヒーを提供するために重要なポイントとなります。
お客様に一定の品質を保証するためにも気を配った方がいいポイントです。
おすすめ①「フジローヤルミルッコ」
比較的低価格で、小さなカフェにおすすめのグラインダーナンバーワンです。
家庭用としても使用できるサイズ感でもあります。
おすすめな点は
- 低価格
- 静音
- 粒度の均一性
が挙げられます。
低価格とはいえ業務用なため5万前後はしてしまいますが、業務用の中ではかなり安いです。
また、グラインド時の音もさほど気にならず、お客様との距離が近いカフェでも使いやすいかなと思います。
個人のカフェや喫茶では特によく見かけるグラインダーです。
昔から人気の高いものですね。
粒度の均一性もよく、安定した味わいを出せます。
懸念点は
- 静電気が多い
- 容量が小さい
グラインド時の摩擦により発生する静電気が多いです。
そのため、豆を挽いた後粉がへばりついたり、まってしまうことがあります。
掃除の手間が発生してしまう感覚ですね。お客様の入れ替えの多い店舗には向かないかなと思います。
また、業務用にしては容量が小さいのも要注意です。そのためグラインドに時間がかかってしまいます。
100g程度ならさほど問題ありませんが、200g単位の豆売りをする際にはこの遅さはストレスになってしまうかもしれません。
おすすめ②「カリタ ネクストG」
こちらも小さなカフェにおすすめです。
ミルッコと同程度の価格帯で容量も同じ程度です。
なので家庭用としてもおすすめです。
おすすめな点は
- 低価格
- 静音
- カット刃
- 静電気除去付き
ミルッコと同じような点でおすすめです。
ミルッコがこれまで不動の人気でしたが、カリタがその座を奪いにきたように出てきた商品です。
ミルッコと異なる点で、カット刃であることと、静電気除去が付いている点が良い点です。
カット刃のため機材内部に粉が残ってしまうことが少なくなっています。
また、摩擦熱低減のため回転の速さを抑えており、静電気の発生も抑えているので、粉の舞い散りも少ないです。
掃除の手間が省ける点でかなり優秀かなと感じます。
カラーバリエーションも豊富でインテリアとしても良さそうですね。
逆に懸念点は
- 容量が小さい
- グラインドスピードが遅い
容量の小ささはミルッコ同様ネクストGでもあります。
そのため小さなカフェか家庭用が良いかなと思います。
また、摩擦熱の低減のためグラインドスピードが落ちてしまっているところが惜しいところですね。
こちらも200g単位の豆売りを考えている際には要注意です。
おすすめ③「カリタ ハイカットミル」
こちらもカリタの出しているハイカットミルです。
これまでより容量が大きくなっています。
その分小さなカフェよりも20席程度の中規模のカフェの方がおすすめです。
私も時点で同じシリーズの「ハイカットミルG」を使用しています。
おすすめな点は
- 容量が大きい
- グラインドスピードが速い
これまでより大容量なため、グラインドスピードも上がっています。
500gまではストレスなく挽けるかなと思います。
懸念点は
- 音が大きい
- 静電気
容量が大きくなるため、どうしてもグラインド時の音が大きくなってしまいます。
また、静電気もそれなりに発生してしまうため、機材内に粉が溜まったり微粉が舞うことがあります。
容量が大きいため、1杯ごとにコーヒーを淹れるには少し扱いにくいかなと思います。
余談:MAHLKONIG EK43
余談ですが、グラインダーの最強はMAHLKONIG(マールケニック)社の出しているEK43シリーズだと思っています。
エスプレッソ用の極細挽きから、粗挽きまで細かく挽き目を分けられるので、エスプレッソ用もドリップ用もこれ1台で賄える代物です。
それ以外にも大容量でグラインドスピードも早く、粒度の均一性も最強です。
お店にこれが置いてあるとすごいなぁと思ってしまいます。
本当にこれ以上ないグラインダーです。
まとめ
業務用グラインダーのおすすめでした。
小さいカフェ向けなので、家庭用としてもご検討いただけたら幸いです。
個人的にはEKがやはり欲しいw
参考にしてみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
コメント