![](http://kazuking-house.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
コーヒーにおける蒸らしって必要?
![](http://kazuking-house.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
蒸らしで何がどう変わるの?
![kazuking](http://kazuking-house.com/wp-content/uploads/2023/11/IMG_8925-2-150x150.jpg)
コーヒーの蒸らしはとても大切な工程です!
どのように味わいに変化を及ぼすのか解説していきます!
ドリップコーヒーにおける「蒸らし」は実はとても大切な工程です。
蒸らすことにより、コーヒー粉全体を濡らし、炭酸ガスを抜くことで
味わいを出しやすくします。
蒸らしの工程がないと、コーヒーの味わいが一気に薄っぺらくなってしまいます。
そんな大切な蒸らしの工程を詳しく解説していきましょう!
- 蒸らしの意味
- 蒸らしで変わる味わい
- 蒸らしのコツ
蒸らしの役割
![](http://kazuking-house.com/wp-content/uploads/2023/11/kissaten-_92A6908-8905_TP_V.jpg-1024x683.webp)
蒸らしには、コーヒー粉全体を濡らすことで粉に含まれる炭酸ガスを抜き
コーヒー本来の味わいをしっかりと出す準備の役割があります。
この準備がしっかり出来ていないと、コーヒー全体が未抽出となってしまい
全体的に薄っぺらい味わいになってしまいます。
そもそもコーヒー豆は焙煎したてであるほど、炭酸ガスを多く含んでいます。
コーヒー豆の焙煎の際に、豆内部の水分が抜け炭酸ガスが含まれてしまうのです。
また焙煎が深いほどに炭酸ガスの量は多くなってきます。
炭酸ガスはコーヒーの抽出の阻害要因となってしまいます。
そのため、本格的な抽出に入る前に、しっかりとガスを抜くことが大切です。
焙煎したてのコーヒーが美味しくないと言われるのも、これが理由なことが多いです。
コーヒーの鮮度がわかる
![](http://kazuking-house.com/wp-content/uploads/2023/12/IMG_8926-1024x576.jpg)
蒸らしの工程によって、コーヒー粉の鮮度がわかるようになります。
先述のように、新鮮なコーヒーほど炭酸ガスを多く含んでいます。
そうすると、コーヒー粉にお湯を注いだ場合よく膨らむのです。
新鮮かつ深煎り豆ほど、蒸らしの段階で多くの炭酸ガスが出て、粉が膨らみます。
この膨らみ具合で
「あ、今1週間目だなぁ」
「あ、もう大分古くなってるんだなぁ」
というのが分かるようになってきます。
特に蒸らしで膨らんでる状態は香りもいいので、結構好きな時間ですね。
ゆったりと時間をかけて、美味しいコーヒーに思いを馳せる。
良い時間です。
蒸らしで変わる味わい
![](http://kazuking-house.com/wp-content/uploads/2023/12/coffee20160715165504_TP_V.jpg-3-1024x682.webp)
蒸らしは、コーヒー抽出において、なくてはならない存在です。
蒸らしのあるなしで大きく味わいが変わってきます。
具体的には、蒸らしを行っていないコーヒーは
薄味になりやすく、炭酸ガスの渋みや、雑味を多く感じます。
蒸らしを行うことによって炭酸ガスの渋みを抜き
全体のコーヒー粉から均一に抽出がなされるよう整えるのです。
また、蒸らしは一般的に30秒程度とされていますが
個人的には深煎りであれば1分程度とってもいいと思います。
これ以上はおすすめしませんが、多少長く時間を取った方が甘みを多く感じました。
蒸らしのコツとも繋がりますが、
まずは何よりもコーヒー粉全体を濡らすことが大切です。
濡れてない部分があると、そこからまた雑味が出てしまったり
不均一な抽出になり、飲む度に何か違うという印象を受けてしまいます。
均一な抽出というのも大切なのです。
安定感にも繋がり、再現性も上がります。
蒸らしの湯量に囚われず、全体を濡らすことを優先してあげてください。
まとめ
今回は蒸らしの重要性についてでした。
蒸らしはそのコーヒーの味わいを決める第一歩です。
この工程がないと、安定感のないブレブレのコーヒーになってしまいます。
皆様も蒸らしを使いこなして、常に美味しいコーヒーを楽しみましょう。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
コメント