ハンドドリップで淹れたコーヒーがなんか薄いかも?
コーヒーが薄い原因って何があるの?
自宅でハンドドリップでコーヒーを淹れた際に、なんか薄くなってしまうことってありませんか?
私は初心者の頃薄くなってしまうことが多くありました。
今でもたまにありますが…w
コーヒーが濃すぎるってことはあまりありませんが、薄いことの方が実は多いのです。
今回はその原因と対策をまとめていきます。
- コーヒーが薄い原因
- 薄くしないための対策
- 美味しいコーヒーとは
コーヒーが薄い原因
コーヒーが薄くなってしまうのにはちゃんとした原因があります。
薄いから失敗とは一概には言えません。
アメリカンコーヒーであれば薄いのは当然ですし、薄いコーヒーが飲みたい場合はそれが正解なこともあります。
逆に濃く淹れたい場合は失敗だったとなるでしょう。
原因をしっかり認識できれば、その辺りのコントロールもできるので失敗もなくなるでしょう。
薄い原因①「粉が粗い」
コーヒー粉の挽き目が粗い時には薄いコーヒーができてしまいます。
コーヒー粉が粗い時にはお湯が当たる表面積が少なくなるため、1粒1粒から成分が満足に抽出されず、薄くなってしまいます。
挽き目の目安
浅煎りのコーヒー豆であれば細挽き、深煎りであれば粗挽きがおすすめです。
挽き目については下記記事で詳しくまとめています。
舌の先に味わいがのるけど、後味に残らないといった場合には挽き目を細かくしてあげると濃く抽出できます。
お店でコーヒー豆を購入する際には、ハンドドリップの器材を伝えればそれに合わせて粉状にしてくれるのでそちらもおすすめです。
薄い原因②「お湯の注ぐスピードが早い」
お湯を注ぐスピードが早いと、お湯の重みで早く抽出が進んでしまうため薄くなります。
器材によっては一度にお湯を注いでも問題ないものもありますが、こちらが原因で薄いと言うことは結構多いように感じます。
おすすめの器材
その場合器材を変えるのも1つの手です。
上記の器材であれば、一度にお湯を注いでも問題なく味わいが出るように設計されているのでおすすめです。
朝時間のない方にはおすすめですね。
それ以外であれば、お湯を注ぐ回数を4回程度に分けてゆっくりと注いであげてください。
ゆっくりと注いであげたほうが苦味や甘みの成分が溶け出しやすくなります。
薄い原因③「ドリッパーの淵にお湯を注いでいる」
コーヒーを淹れる際にドリッパーの淵にお湯を注いでしまうと薄くなってしまいます。
ドリッパーの淵部分にはコーヒー粉が少ないため、またリブ (隙間)からお湯が抜けてしまうため、コーヒーの成分がうまく抽出されず薄くなってしまうことが多いです。
私も初心者の頃この手で薄くなってしまうことが多かったです。
普段円を描くようにお湯を注ぐのは大切ですが、あまり大きく円を描かないことが大切です。
基本は真ん中からお湯を注ぎ始め、少しずつ円を描くように注いでいきましょう。
薄い原因④「コーヒー豆の量が少ない」
コーヒー豆の量が少ないとコーヒーの成分に対しお湯が多くなるため、薄くなってしまいます。
この場合は単純にコーヒー豆の量を増やしてあげれば濃くなります。
コーヒー豆の量の目安
コーヒー1杯に対して使用するコーヒー豆の量は10~15gが一般的と言われています。
薄いなと感じてしまった場合には、スケールを使用してコーヒー豆の量を測ってあげるのが良いでしょう。
0.1g単位で味わいが変わってくるので、その辺りも楽しめます。
薄い原因⑤「抽出量が多い」
コーヒー豆の量が少ないとも言い換えられますが、お湯の量が多くなればその分薄くなってしまいます。
薄いコーヒーが飲みたい場合にはこの方法を取るのが1番早いかもしれません。
お湯の量の目安
コーヒー粉の量に対して16倍のお湯を注いであげるのが目安として良いです。
それ以上はコーヒーが薄くなってしまったり、水の味わいが後味に残る感覚が起きてしまいます。
補足:細口のケトルを使用する
好みのコーヒーの濃さを出すためには細口のケトルを使用するのがおすすめです。
注ぎ口が細い方がお湯の出具合のコントロールが効きやすく、かなりおすすめです。
特に、初心者の方こそ細口のものを使用していただくのが良いかなと思います。
上記のケトルはそのままお湯を沸かせるのと、デザイン性の高さでおすすめです。
ケトル購入の際にはデザイン性もこだわってみると楽しくなりますよ。
まとめ
コーヒーが薄い原因は上記のようにいくつか挙げられます。
失敗することも悪いことではなく、それにより味わいから原因の特定がしやすくなることもあります。
どの要素でもコーヒーが薄い印象を受けるので、微細な感覚でどの原因なのかを特定することが大切です。
美味しいコーヒーを常に楽しめるように、失敗も楽しんでいきましょう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。
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