希少豆のピーベリーとは?レアなコーヒーのご紹介。

コーヒー豆

ピーベリーってなに?

ピーベリーコーヒーって美味しいの?

コーヒー好きであれば耳にしたこともあるかもしれない「ピーベリー」という豆ですが、ご存じでしょうか?

ピーベリーとはコーヒー豆の収穫量の5~20%の割合で含まれる希少な豆のことです。

収穫後のハンドピックなどで取り除かれ、普段の生豆や焙煎豆の中には3~5%程度しか含まれません。

そんな希少なコーヒー豆のピーベリーですが、1部のコーヒー愛飲家たちには好んで飲まれるほど風味がよく、美味しいと評判です。

ではなぜピーベリーコーヒーが美味しいのか?どのようにしてできているのかを詳しく解説していきます。

この記事からわかること!
  • ピーベリーとは希少なコーヒー豆
  • 味わいは通常のコーヒーより優れているとされている
  • なぜ美味しいのか
  • おすすめのピーベリー

ピーベリーとは

左:ピーベリー 右:通常 真ん中:欠点豆

ピーベリーとは形が丸く小さいコーヒー豆のことです。

収穫量が少ないため、希少なコーヒー豆として人気を博しています。

一方で、ピーベリーは小さいため生産国の基準によっては欠点豆として扱われてしまうこともあります。

通常のコーヒー豆は「フラットビーン」と呼ばれ、1つのコーヒーの種子が2つに分かれた形をしています。

断面が平らになっているのが特徴的ですね。

対してピーベリーは形が小さいため2つに割れることなく丸く残ったコーヒー豆です。

kazuking
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形が小さくて可愛らしい…。

収穫量は5%程度

ピーベリーは収穫の際に含まれる量が5%~20%で、収穫後にハンドピックなどで取り除かれ、生豆状態の時には3~5%程度に減っています。

3~5%という収穫量の希少性から、価値が上がり、高価なコーヒー豆とされています。

また、本来2つに分かれるはずだったコーヒー豆が1つにまとまっているため、味わいが凝縮されていて美味しいとされていることも高価になる要因のようです。

ただ、ピーベリーはそもそも枝先の栄養分が届きにくい場所でできるという説もあるため、実際には変わらないのではという説もあります。

kazuking
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結局は飲んでみたあなたの感想次第ですね。

ピーベリーコーヒーが出来るには

ピーベリーコーヒーは枝先の栄養分が届きにくいような場所にできることが多いそうです。

十分な栄養がないため、2つに分かれるはずだったコーヒー豆が割れることなく残ってしまったのではと考えられています。

反対に、栄養過多によって出来上がるという説もあります。

詳しい部分はわかっておらず、土壌や天候、日照時間など様々な要因が挙げられています。

ピーベリーと通常のコーヒー豆の違い

ピーベリーと通常のコーヒー豆の違いは形以外にも、味、焙煎の仕方、値段などがあります。

味わい

本来2つに分かれるはずだったコーヒー豆が1つの状態でできたという事で、2つ分の栄養価が凝縮されているのではないかと言われています。

また、味わいも凝縮されていて美味しいと1部のコーヒー愛飲家には好まれています。

ただ、味わいや栄養価に関しては科学的に証明されているわけではないので、プラシーボ的な効果を受けている部分もあるのではないかなとも思います。

kazuking
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希少価値が高いゆえに美味しいと錯覚してしまう部分もありそう…。

焙煎

ピーベリーは形が丸く小さいことから、焙煎においてフラットビーンよりも火が通りやすいです。

そのため、フラットビーンと共に焙煎すると焼きムラができやすく、焙煎後には欠点豆として取り除かれてしまうことも多いです。

しかし、ピーベリーのみを集めて焙煎してしまえば焼きムラはできず、火の通りやすさは利点となります。

そのため、ピーベリーのみの焙煎豆は人気も高いのです。

値段

通常のコーヒー豆に比べて収穫量の少ないピーベリーはその希少性から、少し値段が高くなっています。

先述の通り、焙煎の均一性が保たれることもあり、味わいが良いという評判も後押ししているようです。

特に、手間をかけて集めたピーベリーのみの焙煎豆は高価になります。

普段と異なるコーヒーを飲みたくなった際にはおすすめの商品です。

人気なピーベリー

ピーベリーが人気な産地や、有名な産地をご紹介します。

・ハワイ コナコーヒー

ハワイのコナコーヒーはピーベリーの代表格と言えるほど有名です。
ピーベリー100%は高価なため、コナ・ブレンドとして販売されることが多いです。
お土産としても人気が高く、おすすめです。
味わいは甘味のなかに柑橘類の酸味があることが特徴的で、香り高さでも有名なので、ピーベリーともなればよりその特徴を強く味わえます。

・ブラジル

世界最大のコーヒー生産量を誇るブラジルはその分ピーベリーの生産量も多くなっています。
ブラジル特有の苦味やコク深さをより強調したような味わいが特徴的です。
日本人好みの味わいでもあるかなと感じます。

・ブルーマウンテン

ジャマイカのブルーマウンテン山脈で収穫されるブルーマウンテンコーヒーはそれ自体の生産量がかなり限られます。
その分通常のコーヒーでも人気が高く、ピーベリーともなるとさらに希少になります。
爽やかな酸味にバランスの整った味わいが人気で、ピーベリーはその特徴をより強く感じさせてくれます。
特にコーヒー愛飲家には人気の高い銘柄のピーベリーです。

通販でも買える!おすすめピーベリー

コナコーヒー100%かつピーベリーのコーヒー豆です。

かなり高価にはなりますが、その分柔らかな酸味と甘みを強く感じられます。

苦味も強すぎず、かなり飲みやすいかなと感じるおすすめのコーヒー豆です。

苦味が特徴的なブラジルコーヒーのピーベリーを集めて焙煎したコーヒーです。

ピーベリーを集めているだけあり、マイルドな苦味とコクが強調され、ビターチョコレートのような味わいを感じます。

比較的安価で購入可能なため、ピーベリーを楽しむ初手としておすすめです。

こちらはタンザニアのキリマンジャロのピーベリーを使用したコーヒーです。

キリマンジャロ自体が希少かつ人気の高い商品なこともあり、ピーベリになれば尚更人気になっています。

元々明るい酸味が特徴的なキリマンジャロですが、ピーベリーになることで少しマイルドになり飲みやすくなっています。

まとめ

ピーベリーとは

  • 形の丸い小さなコーヒー豆
  • 通常のコーヒー豆より味わいが良い
  • 収穫量は全体の5%程度で希少

という特徴があるコーヒー豆です。

コーヒー愛飲家には特に好まれるコーヒーです。

ぜひレアなコーヒー「ピーベリー」も楽しんでみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。良きコーヒーライフを。

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